2009/01/10 H.K.様(神奈川県)

【アルバムへご意見ご感想】
 いつも新しくリリースされたMOKA☆のアルバムは客観的に聞けないんですけど、今回のアルバムは、いつも以上に自分の歌のように聴いていました。MOKA☆歌と自分の感情のシンクロ率は相変わらず高いです。

 これまでのMOKA☆の『人は永遠に孤独な存在』っていうテーマはアルバムの一作目から一貫していて、今回の一曲目もそのテーマに忠実。メロディーは今までのMOKA☆のオリジナルアルバムの曲の中でも一番ていうくらい悲しさに満ちていて、そしてそこにハイトーンのMOKA☆Voiceがまたピッタリはまっていると感じました。歌詞はmoka☆さんの心の声と見せかけて男性一人称の歌。誰かに呼びかけるような歌詞、「君」は「僕」にとってどんな存在なんでしょう?

2曲目も悲しすぎるくらい悲しいメロディーで聞いているうちに切なさが極まってしまう。ここのところちょっと疲れてるから(ある意味リアルでDeadend(汗 )こんな風にMOKA☆Voiceで寝かしつけてもらったら本当に癒されるだろうなあと思ってみたり。
実際寝ながら聞いてるとだいたい2曲目までしか記憶がないですね(^^;

 3曲目は自分の大好きなMOKA☆Voiceのグリーンスリーブス。これをアルバムに入れていただいたことにただただ感謝m(_ _)m。

 4曲目はボサノバ調だけどPOPな感じでMOKA☆の得意なもう一つのメロディラインですね。自分の今の心境とは違うので感情移入はあまりしないけれどとてもいい曲で番組のサントラからMOKA☆に入った方がいらっしゃるのも納得です。
詞も月並みな言い方ですがカッコいい。「5次元」なんて歌の歌詞として思いつかないです。でもなんか分かる…。サントラからファンが集まる流れは何というかコメット☆の頃を彷彿とさせて懐
かしいデス。

 5曲目は、4曲目からの流れを受けているのでしょうか。でも、自分はまだこれだけHappyなヴィジョンを描けないので(どちらかというと『竜宮幻歌』の『それは私にとっては、美しかった』の心境)何時か掛ける機会が来たらぜひ使わせてもらいたいと思います。

 ビデオクリップは元になった作品を見ていないので映像としては記号としての表現が断片的に分かる程度ですが、歌は好きなので映像ごとPCに取り込んで再エンコードして携帯端末に入れました。

 全体的な構成は前2曲がマイナーで哀しい歌、グリーンスリーブスは『魔女の秘術』の曲なのでここで魔法がかかってHappyなベクトルへ向かってメジャーの後2曲に続いているのでは、なんて想像してみました。自分はマイナーの曲がどちらかというと好きなので前2曲がお気に入りです。でも、グリーンスリーブスの魔法で、これから自分もHappyな気持ちに向かっていけたらいいなあと、Powerを与えていただきたい気持ちです。

 そういえば5曲目で孤独から抜け出してるところがこれまでのアルバムと違うなあ、と思います。『竜宮幻歌』は5曲目で「振出しに戻る」ような構成でしたから。これからMOKA☆の音楽の方向性も少しずつ変わっていくのかな、と期待しています★

【MOKA☆へのメッセージ】
 昨年は大きなお仕事をたくさん手がけられていらしたようで、何よりだと感じています。ファンとの距離を大事にされるMOKA☆ですから、お仕事が増えると大変だとおもいますがこれからも身近に感じられる存在でいてください。

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H.K.様、自分の歌のように聴いてくださったとのこと,どうもありがとうございます。
一つ一つのお言葉を大事に感じながら,読ませていただきました。
1曲目の「君」は「僕」にとって、永遠に手の届かない想い人かもしれないですし,自己嫌悪に陥った時に遠く感じる自分自身であるかもしれないです(私の中でのテーマは明確ですが,自由に聴いていただけましたら・・・)
アルバムの流れ・・「グリーンスリーヴス」で魔法がかかってhappyな方へって,素敵な表現ですね。『P.G.E.R.』は自分の中ではカラ元気の哀しい片思いソングってカンジだったのですが、明るく受け取っていただけても嬉しいなって想いました。5曲目は完全なウェディングソング、憧れの産物。。いつか機会が巡って来た時には歌ってみたい・・って、H.K.様と同じ心境かも?

おっしゃっているようにこのアルバムは,暗い森に迷い込んでしまった「どうすればいい?」という叫びが,ラストソングのラストの歌詞「forever more」に救いを見出して終わる聴き方もできますので、確かに光の方へちょっと進んだ印象を流れで聴くと感じるかもしれませんね。自問自答に苦しみながら,せめて歌だけでも抜け出したいという潜在意識の現れなのかもしれません。  ∞MOKA☆∞